弓術と呼吸の関係

引き続き伊藤武さんの本「ヴェールを脱いだインド武術」の中から気になったところを紹介してみようと思う。

 

去年のシャドウヨガのワークショップで私が呼吸のことで質問し先生の説明を聞いて自分では理解したつもりだったけどはっきり言って分かったつもりだけじゃないのか?とも思える。

 

しかし伊藤武さんのこの文章を読んで呼吸に関して少し理解が深まったと感じた。

 

以下引用してみます。

 

「ダルヌヴェーダ本集」では、武術の要諦を次のように説いています。

 

弓術を成就するには、花を扱うごとく(優しく注意深く)弓束を持ち、

 

竜蛇(サルパ)を殺すごとく弓弦(ゆづる)を引きしぼる。

 

そして金を稼ぐごとく、的の一点を注視(集中)すべし。

 

すでに述べたように、ダヌルヴェーダが語るのは、ひとり弓術のみならず、武術全般に共通する原則です。

 

「花を扱うごとく弓束を持つ」とは、武器をとる手も素手の拳も、やわらかく握るということ。

 

かたく握ると、筋肉に、精妙な動きをさまたげるリキミが生じてしまう。

 

「竜蛇を殺すごとく弓弦を引きしぼる」とは、コブラにたとえられるクンダリーニ(下腹に生じたシャクティ)を制御し、力を蓄えるということ。

 

「金を稼ぐ」。それには、熱心に仕事をしなければならない。仕事を集中しておこなうことを、インド人もわれわれ同様に「息を詰めておこなう」という表現をする。

 

息を詰めることによって、じっさい心も定まる。つまりこれは呼吸法の謂いとなります。

 

呼吸をコントロールして「的の一点を注視する。」。意識を集中する。

 

ダヌルェーダを承けた「虎の巻」では、シンプルに、

 

視るべし。汝、一点を観るべし(集中すべし)!

 

とだけ書いて、以上のようなニュアンスをふくませています。

 

 一点集中とは、たんに外部の対象を凝視するというだけではありません。

 

それは、外と内の両方になされる行為です。

 

 裡なるシャクティを観じ、それを完全なものとして立ち上げる。 

 

 

 

弓を引いて的に集中した瞬間、的になった者は既に吸収されて死んでいると先生が仰ったことが印象に残っている。

 

ちょっと怖い気もしたけれど集中とはそういうことなのかなぁと感心した。

 

武術とヨガはやはり切り離せない関係と実感する。

 

ヨガの場合はひたすら自己に意識が向けられる。

 

誰かと闘う訳ではないけれど鍛錬するという意味では共通と思う。

 

鍛錬して初めて見えてくることが数多くあるに違いないから。

 

益々伊藤武さんという人物に会ってみたいと思う。

 

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コメント: 3
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